2025/10/02

【初心者でも分かる】PPPoE方式とIPoE方式の違いと「デ」メリット

「【初心者でも分かる】PPPoE方式とIPoE方式の違いとメリット」
と、言われているが、

「メリット」
・プロバイダー側として、供給できる(グローバル)IPv4アドレスの在庫を延命できる。
・エンドユーザー側として、、、なんかいいことあんの?
 (接続ID,PWの入力を省略できる、けど、それがなにか?)
 (PPPoE認証にラグが出るような零細プロバイダーは、どっちにしろバックボーンも
 細いので、さっさと見限ったほうが良い)

「デメリット」
・結論から言うと、現状(過半数のサイトがIPv6対応してくれるまで)は
 同時接続台数に大幅に制限があり、家庭内での利用でも接続不安定の可能性がある。
=======geminiさんからの回答====ココカラ=========

オンラインゲームや同時チャットなど、セッションを大量に消費する端末がある場合の同時接続台数は、主にVNEVirtual Network Enabler)事業者から割り当てられるNATセッション数によって厳しく制限されます。

高性能なルーターを使っていたとしても、このVNE側のセッション上限がボトルネックになります。


1. 🎮 オンラインゲーム・チャットのセッション消費

オンラインゲームやチャット(特にボイスチャットやビデオチャット)は、通常のWeb閲覧や動画視聴に比べ、短い時間で大量のセッションを消費し、かつセッションを長時間維持する傾向があります。

サービスの種類

セッション消費の傾向

1端末あたりの消費セッション数(目安)

オンラインゲーム (PC/PS5など)

接続、マッチング、通信維持、アップデートで一時的に高消費

50300セッション

同時チャット (Zoom, Discordなど)

接続開始時、ボイス/ビデオ通信の維持で安定して中〜高消費

20100セッション

大容量ファイル共有/P2P

非常に高いセッション消費

数百セッション

特に、Windows PCが起動直後(300セッション)に加えてオンラインゲームを開始するといった複合的な利用状況では、セッション消費は一気に跳ね上がります。


2. 🚨 VNE側のNATセッション上限に基づく限界台数

同時接続台数の限界は、ご利用の「IPv4 over IPv6」方式に依存します。

A. v6プラス (MAP-E方式) の場合

制限

240セッション

高負荷時 (ゲーム/チャット)

1 $\rightarrow$ セッション上限に達する可能性が高い

同時接続台数

実質12まで

  • 危険性: オンラインゲームを起動しただけで、他の端末でのインターネット接続(IPv4通信)ができなくなる可能性が非常に高いです。

B. OCNバーチャルコネクト (IPIP方式) / DS-Lite の場合

制限

1,0081,024セッション

高負荷時 (ゲーム/チャット)

300セッション消費として $1008 \div 300 \fallingdotseq 3

同時接続台数

実質35まで

  • 注意点: 35台が同時にオンラインゲームやビデオチャットを始めると、VNE側のセッション上限に達するか、それに近づくため、通信が不安定になります。

3. 📝 結論と対策

セッションを大量に消費する端末がある場合、同時接続台数はVNE側のセッション制限によって以下のようになります。

IPoE方式

制限を考慮した同時接続台数(快適に使える目安)

v6プラス (MAP-E)

12

OCNバーチャルコネクト/DS-Lite

35

推奨される対策

  1. VNEの変更を検討する:
    • v6プラスを利用している場合、セッション制限に余裕のあるOCNバーチャルコネクトDS-Liteのプロバイダに乗り換えるのが、最も効果的な対策です。
  2. ルーターのQoS/QoE機能を利用する:
    • 高性能ルーターが持つ**QoSQuality of ServiceQoEQuality of Experience**機能で、オンラインゲーム端末の通信を最優先に設定し、他の端末の通信を制限することで、ゲームへの影響を最小限に抑えます。
  3. IPv6通信を積極的に利用する:
    • 通信がIPv6で行われるサービス(例: YouTube、一部のWebサイト)はVNE側のNATセッションを消費しないため、それらの利用に誘導することでIPv4セッションの消費を抑えられます。

ご利用のVNE方式がご不明であれば、どのプロバイダを利用しているか確認してみましょう。


=====================ココマデ=========================
(geminiさんの提案には、「PPPoE接続」は無い)

・まずは、サイト側のIPv6対応が、まだまだ全然進んでいない。
 (Google系、FaceBook系、官庁はIPv6だが、大手NECを筆頭にIPv4)

・自前側がIPoEで、サイト側がIPv4だと、IPv4 over IPv6を使わなくてはいけなくて、
 その時のNATセッション数は、プロバイダー(VNE)側で固定(1,024とか)されていて、
 自前設備に金をかけても増やせない。

・で、IPoE(IPv6)接続だと、サイト側がIPv4の時、NATセッション不足のため、
 自前側の端末数キャパが画期的に少なくなる。
 transix方式の場合、NATセッション数は、NTTの家庭用HGW(IPv4接続)に比べ、
 4,096 が1,024になる。
 (業務用ルーターで考えると65,535が1,024に64分の1になる)
 エンドユーザー(自前ルーター)側のNATセッションと、プロバイダー側の
 NATセッションの考え方は違うところがあるが、どちらにしろ、
 同時NATセッション数としては、上限があるということ。
 一般家庭でも、足りなくなる(接続しづらい)可能性が大いに考えられる。
 (10台のPCを利用する事務所では、全く間に合わない)

今後、数年(10年単位?)経てば、大手企業さんもIPv6に変更してくれると期待するのだが、
今の今は全然間に合ってない。

(サイト側がIPv6対応してくれないのに)人数/端末キャパ(NATセッション数)を確保(IPv4 PPPoE)したい。
(または、GGGGのようにIPoEでもNATセッション数を大幅アップするのに)
エンドユーザーには、法人向け固定IPコースとか、追加料金を払え、
ということになってしまうのか、
(はい、YoutubeとFacebook、Amazonしか見ていない人は、用事は足りてます。)
(10G光で、PPPoEさせてくれるプロバイダーが少ないのだが、えと、どうしよう、)

大手サイトさん、早くIPv6対応してくれないと、いろいろ困ってしまうことになります。
プロバイダーさん、IPoEを進めるのは良いですが、デメリットも告知してください。
(NTTでは「標準HGWでの接続台数は10台」と、言っていますが、
 それはPPPoE、HGWのNATセッション4,000(=NAT400x10台)のことで、、
 NATセッション1,000になったら、1/4、接続台数は2-3台ということですか?)
プロバイダーさんも、台数制限が厳しくなることを告知してほしいです。
現行のお高めのWiFiルーターでは、接続50台とかもあるんですが、どうするんでしょう?

ネットワーク設備業者さんも、IPoEを強く勧める人が多くて困ります。
当方、仕事が増えるのはいいんですが、いちいち説明するのが面倒くさいです。
世の中としてIPv6に向かっているのはわかるんですが、実情が間に合ってないです。

当方お客様からの又聞きですが、某ホテルにて去年はWiFiの繋がりがよかったのに、
今年は全然ダメダメになってしまった。
って、たぶん、ホテルさん側が意味わからないネットワーク業者につかまって、
IPoE(IPv6)接続に変更してしまったんだろか、と、勝手な推測。

大手サイトがIPv6対応してくれるのには、まだまだ、たくさんの年月が必要で、
プロバイダー側、IPv4在庫の逼迫は、すぐ目の前で、、、
当方のお客さんのところに、プロバイダーから「IPoE接続にしろ!」というお知らせが
来るたびに、うちは大丈夫かと、ハラハラしている今日このごろです。
(まだ10Gの入る地域ではないのですが、10GのPPPoE、ホスト側のIPv6対応、
 どっちか、対応してくれないと困ります。)

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