2025/10/02

【初心者でも分かる】PPPoE方式とIPoE方式の違いと「デ」メリット

「【初心者でも分かる】PPPoE方式とIPoE方式の違いとメリット」
と、言われているが、

「メリット」
・プロバイダー側として、供給できる(グローバル)IPv4アドレスの在庫を延命できる。
・エンドユーザー側として、、、なんかいいことあんの?
 (接続ID,PWの入力を省略できる、けど、それがなにか?)
 (PPPoE認証にラグが出るような零細プロバイダーは、どっちにしろバックボーンも
 細いので、さっさと見限ったほうが良い)

「デメリット」
・まずは、サイト側のIPv6対応が、まだまだ全然進んでいない。
 (Google系、FaceBook系、官庁はIPv6だが、大手NECを筆頭にIPv4)

・自前側がIPoEで、サイト側がIPv4だと、IPv4 over IPv6を使わなくてはいけなくて、
 その時のNATセッション数は、プロバイダー(VNE)側で固定(1,024とか)されていて、
 自前設備に金をかけても増やせない。

・で、IPoE(IPv6)接続だと、サイト側がIPv4の時、NATセッション不足のため、
 自前側の端末数キャパが画期的に少なくなる。
 transix方式の場合、NATセッション数は、NTTの家庭用HGW(IPv4接続)に比べ、
 4,096 が1,024になる。
 (業務用ルーターで考えると65,535が1,024に64分の1になる)
 エンドユーザー(自前ルーター)側のNATセッションと、プロバイダー側の
 NATセッションの考え方は違うところがあるが、どちらにしろ、
 同時NATセッション数としては、上限があるということ。
 一般家庭でも、足りなくなる(接続しづらい)可能性が大いに考えられる。
 (10台のPCを利用する事務所では、全く間に合わない)

今後、数年(10年単位?)経てば、大手企業さんもIPv6に変更してくれると期待するのだが、
今の今は全然間に合ってない。

(サイト側がIPv6対応してくれないのに)人数/端末キャパ(NATセッション数)を確保(IPv4 PPPoE)したい。
(または、GGGGのようにIPoEでもNATセッション数を大幅アップするのに)
エンドユーザーには、法人向け固定IPコースとか、追加料金を払え、
ということになってしまうのか、
(はい、YoutubeとFacebook、Amazonしか見ていない人は、用事は足りてます。)
(10G光で、PPPoEさせてくれるプロバイダーが少ないのだが、えと、どうしよう、)

大手サイトさん、早くIPv6対応してくれないと、いろいろ困ってしまうことになります。
プロバイダーさん、IPoEを進めるのは良いですが、デメリットも告知してください。
(NTTでは「標準HGWでの接続台数は10台」と、言っていますが、
 それはPPPoE、HGWのNATセッション4,000(=NAT400x10台)のことで、、
 NATセッション1,000になったら、1/4、接続台数は2-3台ということですか?)
プロバイダーさんも、台数制限が厳しくなることを告知してほしいです。
現行のお高めのWiFiルーターでは、接続50台とかもあるんですが、どうするんでしょう?

ネットワーク設備業者さんも、IPoEを強く勧める人が多くて困ります。
当方、仕事が増えるのはいいんですが、いちいち説明するのが面倒くさいです。
世の中としてIPv6に向かっているのはわかるんですが、実情が間に合ってないです。

当方お客様からの又聞きですが、某ホテルにて去年はWiFiの繋がりがよかったのに、
今年は全然ダメダメになってしまった。
って、たぶん、ホテルさん側が意味わからないネットワーク業者につかまって、
IPoE(IPv6)接続に変更してしまったんだろか、と、勝手な推測。

大手サイトがIPv6対応してくれるのには、まだまだ、たくさんの年月が必要で、
プロバイダー側、IPv4在庫の逼迫は、すぐ目の前で、、、
当方のお客さんのところに、プロバイダーから「IPoE接続にしろ!」というお知らせが
来るたびに、うちは大丈夫かと、ハラハラしている今日このごろです。
(まだ10Gの入る地域ではないのですが、10GのPPPoE、ホスト側のIPv6対応、
 どっちか、対応してくれないと困ります。)

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