と、言われているが、
「メリット」
・プロバイダー側として、供給できる(グローバル)IPv4アドレスの在庫を延命できる。
・エンドユーザー側として、、、なんかいいことあんの?
(接続ID,PWの入力を省略できる、けど、それがなにか?)
(PPPoE認証にラグが出るような零細プロバイダーは、どっちにしろバックボーンも
細いので、さっさと見限ったほうが良い)
「デメリット」
・まずは、サイト側のIPv6対応が、まだまだ全然進んでいない。
(Google系、FaceBook系、官庁はIPv6だが、大手NECを筆頭にIPv4)
サイト側がIPv6対応してくれないと、IPv4 over IPv6を使わなくてはいけなくて、
その時のNATセッション数は、プロバイダー(VNE)側で固定(1,024とか)されていて、
自前設備に金をかけても解消できない。
・で、IPoE(IPv6)接続だと、サイト側がIPv4の時、自前側の端末数キャパが、
画期的に少なくなる。
transix方式の場合、NATセッション数は、NTTの家庭用HGW(IPv4接続)に比べ、
4,096 が1,024になる。
(業務用ルーターで考えると65,535が1,024に64分の1になる)
エンドユーザー(自前ルーター)側のNATセッションと、プロバイダー側の
NATセッションの考え方は違うところがあるが、どちらにしろ、
同時NATセッション数としては、上限があるということ。
一般家庭でも、足りなくなる(接続しづらい)可能性が大いに考えられる。
(10台のPCを利用する事務所では、全く間に合わない)
今後、数年(10年単位?)経てば、大手企業さんもIPv6に変更してくれると期待するのだが、
今の今は全然間に合ってない。
(サイト側がIPv6対応してくれないのに)人数/端末キャパ(NATセッション数)を確保(IPv4 PPPoE)したい。
(または、GGGGのようにIPoEでもNATセッション数を大幅アップするのに)
エンドユーザーには、追加料金を払え、ということになってしまうのか、
(はい、YoutubeとFacebook、Amazonしか見ていない人は、用事は足りてます。)
大手サイトさん、早くIPv6対応してくれないと、いろいろ困ってしまうことになります。
プロバイダーさん、IPoEを進めるのは良いですが、デメリットも告知してください。
(NTTでは「標準HGWでの接続台数は10台」と、言っていますが、
それはPPPoE、HGWのNATセッション4,000(=NAT400x10台)のことで、、
NATセッション1,000になったら、1/4、接続台数は2-3台ということですか?)
プロバイダーさんも、台数制限が厳しくなることを告知してほしいです。
現行のお高めのWiFiルーターでは、接続50台とかもあるんですが、どうするんでしょう?
ネットワーク設備業者さんも、IPoEを強く勧める人が多くて困ります。
当方、仕事が増えるのはいいんですが、いちいち説明するのが面倒くさいです。
世の中としてIPv6に向かっているのはわかるんですが、実情が間に合ってないです。
大手サイトがIPv6対応してくれるのには、まだまだ、たくさんの年月が必要で、
プロバイダー側、IPv4在庫の逼迫は、すぐ目の前で、、、
当方のお客さんのところに、プロバイダーから「IPoE接続にしろ!」というお知らせが
来るたびに、うちは大丈夫かと、ハラハラしている今日このごろです。

