こちらのブログで以前にも書いていたが、自分なりにまとめ。
●ルーター(基本)の設定
・DNSの引きをスムーズにするために、ルーターにセットするDNSを1.1.1.1にする。
(基本はネットワーク的に近いプロバイダーのDNSを使うべきだが > OCNさんのことだよ)
(8.8.8.8とか、他にもあるので、「PublicDNS」でググってください)
・(ONU=ルーター=ハブとか)(気のせいかもしれないが)ケーブルをCAT 6Aにする。
(きしめんケーブルではなく、丸軸、セパレータの入っている太く短いもの)
・(速度ではなく、スムースさとして)バッファメモリの大きいハブにする。
・端末数が多いときには、メインルーターの処理能力も考える。
(NTTのHGW、安価、昔のルーターで端末10台以上は無理です)
・IPoEは、理屈上は速いんだけど、PPPoEと比べて、どのプロバイダーなのか、
の方が速度差があるような気もします。
(接続している端末が10台を越したら、どちらにしろIPoEは選択肢に入りません)
●ルーター(無線/WiFi)
・WiFiルーターの設定で、U-APSD、A-MSDU、TWT(省エネ)をOFFにする。
使用する端末により、LDPCを考える。(ON/OFFしてみる)・(速度の問題ではないが、たくさんの端末をつなぐときは、規格の低い方に合わせる)
オクタチャンネル→クアッド、PMF(暗号強度)→OFF、11ax→OFF(ac)、
WPA3→WPA2(AES)、5GHzをW52に。(WiFi6→WiFi5相当に落とす)
・WiFiルーターの設置場所を考える。
なるべく高いところに置く。
低いところほど、遮蔽物がたくさんある。
HGWとか他の機器から30cm以上離す。(WiFi機器の左右に空間を作る)
WiFi⇔端末までを直線で考えて、遮蔽物が少ない場所に置く。
(漆喰壁、京壁、生け垣とか水分を含むものは跨げない。電子レンジ稼働中はジャムられる)
・三階建対応とか無理なので、中継機、メッシュを考える。
・夏とか、WiFiルーターが熱を持つことがあるので、ヒートシンクを貼り付けるとか、
小さい扇風機で排熱を考える。(少なくとも風通しの良いところに置く)
・WiFiルーターにアンテナが付いているものは、根元のネジを定期的に確認する。
(プラスチックのネジが欠けてしまったものは、アンテナだけ交換するか、
寿命と考え、次のWiFiルーターを手配する)
・電波は、基本的にはアンテナ側面に向かって360度、ドーナツ状に広がる。
(アンテナの先っぽを目的方向に向けてしまう人がいる。←大きな勘違い)
・2.4GHzより、5GHzの方が理屈上は速い。が、またぐ壁の枚数とかの条件により
2.4の方が速くなることもある。
(SSIDを違うものにして、条件によって接続方法を考える)
●PC側、有線接続のとき
・デバイス→プロパティ→ネットワークアダプタのLANアダブタで、
省電力、EEEに関することを、全てOFFにする。(電源管理もOFFにする)
TX、RXをONにする。
●PC側、無線
・デバイス→ネットワーク→無線LANアダプタ、電源管理をOFF
・MIMO powersaveをOFF
・省エネ、EEE、A-MSDUをOFFにする。
・2.4GHzが「20MHz」指定になっていることがある→40、または自動に
せっかくの省エネ設定を無効にするなんて!という書き込みも見ました。
ま、こちらでは「速くする」ための手順を書いています。
省エネ(省バッテリー)を気にする人は、そういう設定にして下さい。
筆者としては、早く原発再稼働しろ。
電気代を気にするなら、まず(意味のない情報を撒き散らす)テレビを消せ。
スマホのバッテリーは使ってなんぼの消耗品、ダメになったら次を買え。
携帯キャリアの養分になっていないで、さっさとMVNOにしろ。
と思っています。
夜になると遅くなる
→アパート、マンションでは住人が帰ってきてネット始めるとジャムられて遅くなる。
→5GHzを使う、5GHzのチャンネル(W52、53、56)を変えてみる、
(W53、W56は、航空無線を検出した時に、1分ほど電波が止まることがあります)
有線LAN接続を考える。
ご近所さんと離れているのに(隣のWiFiが見えないのに)夜になると遅くなる
→プロバイダーの変更を考える。
(IPoE、PPPoEの速度差より、プロバイダー、環境の差のほうが大きい)
(今後のプロバイダーの引っ越しを簡単にするために、プロバイダーメールはあまりつかわず、
Gmail等のフリーメール、または、独自ドメインメールを使うようにする)
子供がWiFiを使い始めると遅くなる。
→無線LAN機器のキャパ不足です。端末台数キャパの多い無線機器を考える。
1GHzのファイバー接続としたら、上下200Mbps以上安定して出ているのなら、
特に困ることはないとしてジタバタしない。のも考え方だと思います。
●番外
・停電復帰後、再通電後にネットに繋がらない時には、
既にIPoE(IPv6)を仕込まれていたようです。(再通電後に、IPoE有効になってます)
(フレットジョイント機能で、プロバイダーからIPoEが降ってきました)
HGWの設定画面、
http://192.168.1.1:8888/t
の、配信済事業者ソフトウェア一覧から、該当ブロックを選び、
IPoEのIPv4を無効にする / (無効にできないこともあります) / PPPoEを有効にする
・WiFiルーターで、IPv6の扱いを「スルー」にするとか、設定を変える。
(PPPoE(IPv4のみ)での接続時には、WiFiルーターでIPv6機能を無効にする)
・WiFiルーターで、ネットワーク接続を「ローカルルーター」に変えてみる。
・HGWで、(プロバイダーからの接続ID,PWを確認してから)電話設定以外を初期化、
自前WiFiルーターの設定で、PPPoEの設定、またはIPv6設定を自動または、該当するものに変えてみる。
・プロバイダーに連絡して、配信済事業者ソフトウェアを削除してもらう。
(IPoEが勝手に配信される、無効にできないことがある、のは、困ったものです)
話は違いますが、
・電話、ネット接続に関して、営業電話での勧誘には乗らないで下さい。
・「ネット接続が安くなります」「電話料金が無料になります」とか、
うかつに生返事すると、ネット接続が高額になります。
今まで無問題で繋がっていたものが接続できなくなります。
元に戻すのには、大きな違約金とたくさんの手間がかかります。
(ウチでは、ドコモは取引先なので変更できないとか言って切ります。
または、詳しい人に相談するので、資料送って下さい。として下さい)
(そいえば、総務省の指導もあってか、そういう電話も少なくなりましたね)
・訪問設定サービスで来てもらっても、とっちらかして帰っちゃう業者います。
・安くしたいと思うのなら、ご自身で調べて(営業電話より安いところもあります)
自力でLAN構築するか、LAN構築を手伝ってくれた人に相談して下さい。
・ウチのお客さんでも、急に繋がらなくなったとか言ってて、、よく聞くと、
電話営業に「うん」と言ってたり、訪問設定サービスでグチャにされたり、
前のプロバイダーを解約してなくて、ネットの料金がダブルになってたり、
用事もないのに「IPoE+IP1」のビジネス契約になってたりとか、
ウチでは、それを何とかするのが仕事ですが、、、毎度有難うございます。
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