2020/10/10

無線接続台数

最近だと、「WiFi6」とかの言葉も流行っているようだけど、
受け側(パソコン、スマホ)が対応していなければ意味がない。
(256QAM、A-MSDU、U-APSD等、新しい技術も、接続機器によっては、
 接続するのに時間がかかってしまったり、余計な世話になることもあり。)

謳い文句に「4LDK、3階建て対応」とか、派手なアンテナがついていても、
コンクリートスラブがあったり、漆喰壁、京壁があったら、電波は飛ばない。
見通し200m、壁があったら距離関係なしに、新建材(石膏ボード)の壁を2枚まで。
(実際、比較してみると、小さいモバイルルーターで、壁3枚の先は場所を選ぶ、、
 派手なアンテナの付いているもので(ちょっとは広くなるが)、壁4枚は跨げない。)

中継機を置くか、有線を引くか、、
(メッシュっていうのもありますが、端末側が対応していないと、なんとも、、)

で、次に問題になるのが、「無線接続台数
ちょっと前の家庭用のは、8〜10台ほど。
例) Buffalo WHR-1166DHP4は、推奨9台まで

4人家族のお宅で、「無線が不安定」「無線機を触ると熱い」
「無線機の電源を入れ直すと解決する」と、相談を受けたことがあって、
見に行ったら、(無線機の管理画面を出したら) 
ノートPC、スマホ、タブレット、Firestick、無線プリンター、、
全部で14台の無線端末が繋がっていました。
これは、、低予算(ちょっと前)の無線機ではムリムリっす。
台数キャパの大きい無線機に変更して、無問題になりました。

現行モデル、無線端末接続台数キャパ
NEC Atermが、10 〜 36台 *1
Buffalo、家庭用は、12 〜 36台 *2
Buffalo法人向けモデルで、25 〜 128台 /バンド *3
NETGEAR家庭用 12 〜 96台 *4
NETGEAR法人向 32 〜 200台 /バンド *5
ASUS 20 〜 250台 *6
(「/バンド」は、2.4GHz、5GHz(L/H)、それぞれの数値)
(書いていないものは、2.4GHzと5GHzの合計[と思われる])

無線端末数 10台を越したら、オススメ機器
NEC Aterm WG1900HP2 (〜18台)

もっというと、
NETGEAR RAX40 (〜48台)
ASUS RT-AX56U (〜48台)

なお、上記アクセスポイントは、メインルーターとして使用した場合には、
NTT家庭用ONU = 4,096 (NATセッション数として端末10台位まで)
の数倍以上のNATセッションを持っていて、(たぶん=正確な数字は不明)
(NETGEAR R7800(端末40台)が、NAT 32,000と、言われている。)
家庭用には十分ですし、、事務所(〜50人)、宿泊施設(〜100人)のルーターとしても
足りると思いますが、
(壁があったら、別途アクセスポイント、中継機必要)

対象端末台数、50 - 100台以上とか、では、
前にも書きましたが、有線も含めたNATセッション数の対応として、
NVR510 + WAC510(〜50台) / WAC540(〜200台) が必要?

(WAC510、WAC540には、PoEハブ、または別途電源必要)

なお、NVR510は、WAN側1Gbpsまでの対応です。
既に、2G、6G、10Gのサービスも始まっています。
Buffaloなども、10G対応ルーターを出しているけど、
結局、NATセッションの対応は、どうなっちゃっているんだか、、
わからないことだらけです。
NVR510後継、10G対応とか、出てくれると嬉しいんですが、

最近、無線LANの相談が多くて、メモしてみました。

*1
https://www.aterm.jp/product/atermstation/product/comparison.html
*2
https://www.buffalo.jp/contents/topics/trouble/slow-network/
*3
https://www.buffalo.jp/product/other/compare-wireless-business.html
*4
https://kb.netgear.com/ja/000038838/
*5
https://kb.netgear.com/ja/000053040/
*6
http://www.asus-event.com/pdf/event/nw/index.html


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